地方の一般職OL 一人暮らしの始め方

地方在住の一般事務職OLが、生まれて初めて一人暮らしをし結婚するまでの過程を綴ります

私が一人暮らしを始めたきっかけ

今回は、なぜ一般職で給料もそれほど良くない私が一人暮らしを始めることになったのか、そのきっかけ5点についてまとめました。

 

「部屋で課題の本を読む女子大生」の写真[モデル:河村友歌]

 

①転勤で勤務先が遠くなった

②親に借りていたお金の返済が終わった

③いい歳して、ろくに家事もできない自分にものすごく危機感を感じた

④親と離れたかった

⑤ある人との出会い

 

それぞれを詳しくお話ししますね。

 

①転勤で勤務先が遠くなった

社会人3年目の時に、初めて人事異動を言い渡されました。

それまでは実家から車で30分の事業所に勤めていましたが、そこからさらに20分先の事業所に転勤になったのです。合計で片道50分の通勤時間なので、まぁ許容範囲なのかもしれません。

転勤になって半年は実家から通っていました。しかし、早朝から50分運転するのがだんだん辛くなってきたのです。

うちの会社は近くに住んでいる人(片道30分以内)が9割くらい占めていたので、もっと近い人がそこに行けばいいのに...って、その頃はずっと思ってました。

でもそんな言い分は聞き入れられる訳がないので、だんだん近くに住みたいな..という考えになりました。

 

 

②親に借りていたお金の返済が終わった

通称「親ローン」ですね笑 無利子ですよ。

通勤手段が車だったので、入社時に親にお金を出してもらって新車の軽自動車を購入しました。

毎月一定額その費用を返済していたのですが、3年目の途中でそれを返済し終え、自由に使えるお金が増えたのです。それで何をしたいかと考えた時に、一人暮らしが思い浮かびました。

 

 

①②はタイミング的要素ですが、次からは一人暮らしをするか悩んでいる時に決め手になった自分の気持ちの上での要因です。

 

 

③いい歳して、ろくに家事もできない自分にものすごく危機感を感じた

自己紹介でも書きましたが、私はそれまでずっと実家暮らしでした。大学も通いだったし、就職先も実家から通えるところだったし...

母が専業主婦で家事を全てやってくれるので、何にも家のことをしてなかったんですね..

あの頃の自分は本当にダメ人間だったと思います。

でも私は、どうしても結婚して自分の家族を作りたい!という夢があったのです。

当時の私は25歳で彼氏もいませんでした。人と比べて何か秀でてるところもないし、見た目も普通だし、おまけに全く家事ができないって、「私に何の魅力があんねん!」と気づいたんですよね...

もっと早く気付けよって感じですが(汗

実家暮らしのまま家事を手伝えばよかったのかもしれませんが、追い詰められないとやらないタイプなので、敢えて自分で全てやらざるを得ない状況にすべきだと思ったのです。

今の時代は共働きで家事も協力して行うのが一般的でしょうが、でもやっぱり男性が求める結婚相手の条件に「家事ができる」っていうのは入ってると思うんですよね。

私が男だったら絶対そう思うもん。冷蔵庫にあるものでパパっと何か作るとか、最低限そのくらいのスキルは持っててほしい。

「結婚したい」って思ってもらえるような女性になるために成長したかったのです。

また、このまま独身でパラサイトシングルの自分をリアルに想像した時、ゾッとしたことがあったので、踏み出せずにいる方には是非今の生活が続いたら将来どうなるのかということを、具体的かつリアルに想像してみてほしいです。

 

 

④親と離れたかった

私には兄弟がいますが、大学進学時に家を出たため、我が家では子どもが私一人という状況が当時5年以上続いていました。

そして何度も言いましたが、私の母は専業主婦です。母はとても世話焼きで、本人はそのつもりはないだろうけど、子どもを拘束する性格をしていました。家を出た兄弟は、目の届かないところに行った上に男であるということでかなり放置されていましたが、その分の注意が全て私に注がれていたのです。

例えば出かける時は、いつどこに誰と行って、何時に帰ってくるか言わないといけないなど。

これがかなり私にはストレスでした。今は結婚してご飯を作る立場になったから、何時に帰ってきてご飯を食べるのか知りたいのは当たり前だと思えるのですが、それにしても「どこに誰と行くのか」まで言う必要があるのか?と思ってました。また、私の実家は駅から徒歩10分もかからないところにありますが、帰りが夜遅くなる時は「来なくていい」って言っても車で迎えにこられました。日付が変わっている時でもです。マジで放っておいてほしかった...

その拘束がとても窮屈で、とにかく母の管理下から逃れたかったんですよ。

一人暮らしを始めてからしばらくすると、母も私がいないことに慣れ、程よい距離感が保てるようになったので、結果オーライでした。

 

⑤ある人との出会い

これは恋愛的要素ではないです(笑)

転勤先で少し歳上の女の先輩と出会い、とても仲良くなりました。その先輩が一人暮らしをしていたのです。ちなみに先輩は派遣社員でした。派遣会社の補助が少し出ていたようですが、同じ職種で一人暮らしできていたので、「金銭的に私もできるんじゃないかな」と思い先輩に相談したところ、すごく応援してくれて、いろんな知識を私に教えてくれました。

正直①〜④までのきっかけだけなら、一人暮らしを実行にまで移せなかったと思います。実際に同じような状況で一人暮らしをしている人が身近にいたから、踏み出すことができたと思うので、先輩には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

以上のように、タイミングや自分の気持ちがうまく一致したので、一人暮らしするという方向で舵を切り始めました。

私のようにタイミング的要素がなくても、気持ちさえあれば始めるきっかけには十分なると思うので、是非悩んでいる方は③④のようなモヤっとした気持ちがないか考えてみてほしいです。

また、⑤のようにうまいこと身近にそういう人がいるとは限らないので、願わくばこのブログを読んで、きっかけのひとつにしてもらえれば幸いです!

最初にも言いましたが、一般職で一人暮らししても、お金は貯められます!どうとでもなります!

 

今回は以上です。